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派遣生活.comホーム > やさしい派遣法 契約更新、契約解除 > Q15-6 | |||||
急な契約終了の話、さぞ驚かれたことと思います。しかも内容をお聞きすると全く納得がいきませんよね。 まず、厳密に言うと「解雇」というのは派遣会社が行うことであって、派遣先が行うことではありません。契約が1月末までだったので、派遣会社が派遣先と契約更新の話をしたときに「数字が残せない人は契約解除」という話になったのではないかと思います。そして派遣会社としてはあこさんにすぐに他の仕事を紹介できる、と思っているのかもしれません。 かと言って、こんな契約解除が簡単に通るのはおかしいですよね。契約解除する場合、30日以上前に予告が必要ですし、長期の仕事で契約更新が期待されていた場合、解雇と同じ扱いになる場合もあるそうです。もちろん合理的な理由がない解雇は無効です。 まずは、派遣会社の担当者との話し合いが大事だと思います。派遣会社は派遣先に言われたままをあこさんに伝えているのだと思いますが、なぜ営業職でないあこさんが辞めなければならないのか、その理由を聞いてみてください。そして、仕事を続けたいことを冷静にかつ粘り強く話してみてください。可能であれば電話ではなく直接会って話すほうが良いかもしれません。 心ある派遣会社なら派遣先ともう一度話し合ってくれるはずです。 もし派遣会社の努力むなしく、派遣先がなんとしても契約終了、という場合、今回のお仕事は終わってしまう訳ですが、今と同条件の仕事がすぐに見つからない場合、予告から終了までの期間で30日間に満たない日数分、解雇予告手当を請求することができます。 もし、口頭であっても「次回も更新」とはっきり言われていたのであれば、その期間の賃金を請求することも可能のようです。 でももし、あこさんがどうしても今の派遣先で続けて働きたい!という意思が強い場合、個人で交渉するのは難しいかもしれませんから、労働局など公的機関に相談される方がよいかもしれません。 公的機関などに相談される場合、前もって解雇の理由を派遣会社から書面にして受け取っておくと良いと思います。 一生懸命お仕事をされてきたあこさんですから、今回も一生懸命お願いすれば、派遣会社や派遣先に分かってもらえるかもしれません! どうか最後まであきらめず、派遣会社と話し合ってみてくださいね。 契約更新、契約解除 質問一覧ページ |
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